2016年5月16日月曜日

人間の慢心

東北の震災から、5年。  

少しは、傷が癒えたと思っていたら、今度は、九州の熊本で、大きな地震が起きて、甚大な被害が出ています。

そんな今、神話や、旧約聖書に出て来る、ノアの方舟や、バベルの塔の話の様に、傲り昂る人間への、警鐘じゃないのかと、考えたりします。

人は、時として、自分の欲望や、強を通すもので、他人や、回りの人への思いやりを、忘れてしまう生き物です。

戦後の、あの貧しい時代を経て、高度成長時代が有り、そして、豊で自由な21世紀が来た今日、我々は、自然への感謝や、尊崇の念を忘れてしまいました。

これ以上の大災害が起きる前に、我々は、今一度、自然の偉大さや、恵みに対して、心から感謝をし、そして、謙虚に、頭(こうべ)を垂れるべきでしょう。