梅雨明けしたと言うのに、中々、スッキリしない天気。
青い空に、白い入道雲、そして、ジリジリと照りつける太陽。
蝉が、喧しい位に鳴き、部屋では、扇風機が負けない位に、唸りをあげ、回っている。
井戸水で冷やしたラムネを、子供達は、美味しそうに、ゲップをしながら、飲んでいる。
仏壇には、スイカや、黄色い瓜が供えて有り、蚊取り線香と、お線香の混ざった薫りが、微かに漂う。
そんな夏は、もう、遠い昔の夢物語。
時は流れ、今は、子供達も、陽射しを避け、快適なエアコンの効いた部屋の中。 携帯ゲームのデジタルな世界で、夏を生きている。
こんな今の世を、先人達は、果たして、どう思うのでしょうね?。